舞台化粧の基本は舞台化粧品を使いこなすことから始まります。
舞台化粧技術の多くは歌舞伎化粧にあります。
日本の演劇の原点は歌舞伎です。舞台芸術全般にいえます。
いきなりの話に違和感を感じる人も多いでしょう。
一つの事を究めれば、多くの事に普遍性があることに気付きます。
顔を創ることは「素の自分の心を役の自分に変える」大切なことです。
顔が決まれば舞台に立てる。心の表現を大切にする人は自分で化粧をします。

実際には次のようなことを考慮して化粧をします。
① 舞台表現の内容(演劇、舞踊、舞踏、ダンス、パフォーマンス、など)
② 時代背景(和化粧か洋化粧か)
③ 舞台の大きさ、屋外なのか
④ 照明は人工光か、太陽光なのか
⑤ 役柄は(人種、性別、年齢、性格、主役か脇役など)
⑥ 衣裳、髪型

《化粧の順序》

① 洗顔(ラストローションでもよい)
② メークアップベース〈省略してもよい〉
③ ベースのファンデーション(いずれかを)
*グリースペイント(しっかり)
*スティックファンデーション(自然)
*ライトベールファンデーション(もっと自然)
*フェースケーキ(汗に強い)
④ 下地のシャドー、ハイライト、チーク(省略してもよい)
⑤ 粉白粉(パウダー)SW、シルキーパウダー(必ず)
⑥ フェースケーキ(本格的)(省略してもよい)
⑦ アイメーク(ルミエールカラー、プラスカラー、ステージライナー)
⑧ 眉:アイブロー(ペンシル、ライニングカラー、アクアカラー)
⑨ 口紅(ライニングカラー、カラーリップ、リップルージュ)
⑩ チーク(ほほ紅、プラスカラー)
⑪ 襟、首、手、足のボデーメークアップ(リキッドメーク、フェースケーキ)
※舞台化粧は必ず専用のクレンジングで落とします。 (肌荒れ防止)